2010年10月27日水曜日

皇国の守護者

戦争ものならこの作品はよんどいて損はない皇国の守護者(原作:佐藤大輔 画:伊藤悠)



神代のむかし
人と龍との間に結ばれたとされる
<大協約(グランコード)>が世界秩序の根幹を成す
<大協約>世界



世界地図は今の世界によく似ている。

現実でいう日本に位置する皇国
その北領(北海道的な)の独立捜索剣虎兵第十一大隊小隊長の新城直衛中尉が直面する戦争


世界の半分を収める帝国が皇国に宣戦布告。
北領に帝国軍が上陸。
迎え撃つため、北領鎮台は平野戦になる。
しかし初戦で北領の守備隊は敗れ、内地まで撤退することに。

無能な上層部。
無能な上司。


主力が撤退するための時間稼ぎを命令された新城中尉の壮絶な撤退戦が始まる。



撤退戦の中、大隊長、中隊長が不在になり、中隊長代理として新城中尉が率いるのは剣虎(サーベルタイガー)と歩兵の実験部隊。

帝国にはいない剣虎をうまくつかい、帝国軍の騎兵の馬をおびえさせ、混乱をつくなど、頭脳をフル回転させて時間を稼ぐ新城中尉。

時に狂ったように情熱的
時に金属のように冷酷
時に両方

圧倒的な指導力で大隊を率い、帝国軍4万に対し大隊600で任務を遂行する。

この撤退戦はおもしろすぎる

原作はまだまだ続きがあるが、残念ながらマンガではこの北領撤退戦で終了してしまう。


原作も格別の面白さなので是非よんでもらいたい。








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